セーフティ・アセスメント

洞察に基づく事故防止

我々は、過去の事象から学ぶことで未来を変えることができます。当クラブは、加入船舶を対象にセーフティ・アセスメントを実施することで、メンバーの皆様が潜在的なリスクを事前に特定し、事故を防止することを奨励しています。このプログラムは、当クラブのコンディション・サーベイとは完全に独立した任意のプログラムであり、追加費用は必要ありません。

当クラブの監査アプローチは、業界全体の経験とメンバーの船隊に関する個別知識を両輪として組み合わせたものです。当クラブでは毎年、数千件ものクレームを処理しています。このクレーム処理で得た経験により、クレームの起因となり得るリスクを特定する独自のアセスメントプログラムを開発するに至りました。

この知識をメンバーのクレームレコードの分析と併用することで、船舶の事故プロファイルに合わせたアセスメントが可能になります。

当クラブのリスク・アセッサーは、幅広い船舶での勤務経験のある元船長や元チーフエンジニアです。彼らは実際の運航状況を踏まえて報告データを分析し、また、乗組員に直接安全対策の推奨事項を説明することで、チームが改善方法を十分に理解できるようにしています。