ミャンマー情勢: 正常化へ

中国の港で健康状態が疑われる乗組員について新たな報告要件が追加されたと、当クラブのコレスポンデンツであるHuatai Marineは報じています。添付回覧では、追加要件の概要を説明しています。

クラブのコレスポンデンツ、Proinde P&Iより船員の身分証明書にかかわる情報を入手しました。ブラジル入国管理局（連邦警察）は、船員のビザが免除されるには、国籍に関係なくILO のC185加盟国が発行したSID (Seafarers' Identity Document) のみが法的に有効な渡航文書として認められています。入管当局は、ILO C185 SIDまたは有効なビザ付きパスポートがない場合には乗組員交代の許可が下りないとしています。

昨年12月末からの中国北部での気温の低下に伴い、渤海と黄海海域で急速に海水が凍結しています。たとえば、遼東湾では短期間で凍結部分が沿岸から10マイルから40マイルまで発達しています。現在の予測では翌週には凍結部分はさらに発達し、浮氷は遼東湾で50マイル、渤海湾と莱州湾で10〜15マイル、北黄海で10〜20マイルに達すると思われます。

当クラブのコレスポンデンツGACは、イエメンのマーラ・ドックに入る船舶の喫水に関するアデン港湾当局の通達を伝えています。この通達では10.4mの喫水制限に違反した場合、1センチごとに罰金が科されるとのことですので、ご注意ください。