米国 制裁についてのアップデート
2020/06/25
米国当局は、最近の数週間で、特にベネズエラやイランとの貿易に対する制裁措置を拡大し、国際海運により厳しい目を向けてきました。今回ご紹介するFreehill Hogan & Mahar LLPの記事は、米国政府が制裁プログラムを促進するために講じた最近の措置と、業界向けの新しいガイダンスについての洞察を述べています。海運業界全体で最新の制裁措置に対するコンプライアンスが重要であり必要であることが強調されています。
在宅勤務は新たな日常?
2020/06/25
我々の多くが今頃までには生活は元通りになっているだろうと思っていました。2020年6月現在、トーマスミラー・アメリカは屋内退避命令に従い、いまだに在宅勤務を続けています。Covid-19は私たちの暮らしに影響を与えただけでなく、私たちをバーチャル・リアリティの世界へ急速に導いてきました。ここ数か月間、子供たちのホームスクーリングから理事会のテレビ会議まで外部との接触を避けて過ごしてきました。
燃料油の品質クレーム - 技術的・法的問題に関するFAQ
2020/06/25
当クラブのシンガポールオフィスより、4月と5月にお届けした2回のウェビナーには多数のご参加をいただき有難うございました。本ウェビナーでの質疑応答を文書にまとめた『Fuel Quality Claims - Technical and Legal FAQ』を資料としてお届けします。COVID-19拡大感染を防ぐためのソーシャル・ディスタンスの観点から、クラブはメンバーと加入船舶の安全性を保ちつつサービスを提供するため、ウェビナーという形を選択しました。
Crew Health Advice: 船上における救急手当-重度の内傷と肋骨の骨折
2020/06/19
最近TMTVに掲載されたlessons learnt(事故の教訓)のビデオでは、港での停泊時作業時、過大な張力がかかり破断した船尾係留索によって、二等航海士が負った肋骨の骨折と重度の内傷についての詳細をご説明しました。今回ご紹介する情報では、二等航海士の負傷内容を特定する方法と、医療救護を待つ間に船上でできる手当についてご説明しています。
シードケーキは、油糧種子および油糧穀物などの作物から食用植物油を搾り取った後の搾りかすのことで、主に繊維状、粗粒状、ケーキ状、ペレット状、絞りかす状で輸送されます。今回ご紹介するシードケーキのコンテナ輸送に関するガイドラインは、CINS(貨物事故通知システム)の作業部会が作成したものです。本ガイドラインはCINSと国際P&I グループが共同発行したもので、(シードミール含む)シードケーキの安全なコンテナ輸送のため、2020年6月にアップデートした最新版のガイドラインです。
UKクラブウェビナー (Series 3): P&Iクラブとクレームの概要
2020/06/18
UKクラブは変化するメンバーや海運業界のニーズに対応するため、ロスプリベンション関連の諸問題に関するウェビナーを、過去数か月に渡りシリーズでお届けしてきました。さまざまな損失防止にかかわる問題を取り上げたライブウェビナーでメンバーのトレーニングニーズを支援しています。2020年6月4日に開催した第3回ウェビナーでは「P&Iクラブとクレーム」と題し、質問に十分な時間を割り当てました。本ウェビナーの動画はページの下部でご覧いただけます。
韓国 - ECA(排出規制海域)および低速運航海域として主要港を指定
2020/06/17
当クラブのコレスポンデンツ Hyopsung Surveyors & Adjusters Corporationは、2020年9月1日より釜山などの主要港を、燃料の硫黄含有量0.1%以下とするECA(SOx排出規制海域)に指定し、同時に低速運航指定海域としたと、韓国当局が発表したことを伝えています。
2020年6月第一週、ベネズエラとイランに対する制裁が新たな段階に
2020/06/08
先週、ベネズエラとイランを対象とした米国の制裁プログラムに大きな進展がありました。国際海運業に携わる米国以外の個人および企業に対し、ベネズエラもしくはイランのいずれかが関与する、または関与する可能性のある取引をする場合、最大限の注意義務(デューデリジェンス)を履行する必要があると強調しています。
Lessons Learnt: 隔壁のボイドスペース
2020/06/05
今回ご紹介するアニメーションビデオは、貨物搭載後のあるばら積み船で、隔壁のボイドスペースにて定期的な内部検査が行われた際に起こった事故について説明しています。今回のLessons Learnt(事故の教訓)では、不幸にも死亡事故に繋がってしまったケースを取り上げます。
ポセイドン原則とはどういった取組であり、どのような効果が期待されるのか?
2020/05/20
2019年6月18日にニューヨークで発足したポセイドン原則(The Poseidon Principles)とは、金融セクターと海運業界の間で合意に至り設立されたもので、船舶ファイナンスの意思決定プロセスに、国際海事機関(IMO)の気候変動リスクに対する方針を反映させる取組のことです。ポセイドン原則は世界的に適用され、特に同原則の署名者は、船舶金融ポートフォリオが、2018年4月に導入されたIMOの温室効果ガス(GHG)削減政策で定めた目標に沿うことを確実にしなればなりません。IMOのGHG削減政策への準拠を条件として資金を調達することは、業界の「より環境に優しい」船舶を推進するものと期待されています。
回覧7/20: 船舶の監視とP&I保険カバー
2020/05/15
国際グループの全てのクラブは、制裁への高度なコンプライアンスプログラムと手続を維持しています。
The International Group of P&I Clubs, International Chamber of Shipping (ICS), BIMCO and InterManager (the "international industry organisations") draw Members' attention to the series of recent ship detentions and crew arrests in Mexico and, in the case of the UBC Savannah, the lengthy and continuing detention in custody of the ship's Master without any formal