揚子江ECA内のすべての港における低硫黄含有燃料使用の要求事項
2017/09/21
2017年9月1日、揚子江ECA内のすべての港において低硫黄含有燃料の使用を求める規則が施行されました。現地コレスポンデンツからの9月21日付更新情報(Huatai Circular PNI 1711)をご覧ください。
Navigate the complexities of cargo disputes with insights from the High Court's decision in Mena Energy DMCC v Hascol Petroleum Ltd [2017] EWHC 262 (Comm)
QLU夏期2017年 Sep-10:2017年LMAA仲裁規則
2017/09/18
ロンドン海事仲裁人協会(LMAA)は、2017年5月1日以降に適用される仲裁手続きの規則を改定しました。
Explore the intricacies of collision cases and liability apportionment in maritime law with insights from the High Court's decision in Nautical Challenge Ltd v Evergreen Marine (UK) Ltd [2017] EWHC 453 (Admlty)
QLU Summer 2017 Sept-5: 英国高等法院は船主のP&Iクラブ発行のLOUは双方の合意ではないため、その標準「排他的管轄約款」は荷主を拘束しないと判示しました。
2017/09/18
The High Court in this case concluded that the LOU issued by Owners' P&I Club is to be construed not as a bilateral agreement but as a unilateral submission
Landmark decision emphasizes carriers' obligation to uphold fundamental cargo delivery obligations when adopting new technology
タガログ語版の「船員のメンタル・ヘルス」パンフレットを作成
2017/09/13
UKクラブは2017年にThe Human Rights at Sea団体の刊行物 "Remaining Resilient after Traumatic Events"に協賛しましたが、この度タガログ語版が完成しましたのでご案内します。
米国の対ベネズエラ経済制裁 - 海運業界に大きな影響なし
2017/09/06
2017年7月と8月、アメリカはベネズエラに対する経済制裁の強化に関する大統領令を発し、PDVSA財務役員やベネズエラ大統領までが制裁対象特定個人(SDN)のリストに加わりました。PDVSAとの契約の際には契約署名者にSDNが含まれていないことを確認する必要があります。また8月の大統領令ではベネズエラやPDVSA社も経済制裁の対象となりましたが、主に米国での資産や投資アクセスの禁止が主眼であるため、海運業界には大きな影響はないものと思われます。
Bulletin 1142 - 09/17 - 薬物の密輸に係る法改正(トルコ)
2017/09/04
最近トルコにおいて薬物の密輸に関する国内法が改正され、罰則が大幅に強化されました。薬物製造や取引に使用された船舶はすべて差押えられ、悪質な船舶だけでなくトルコ籍船でない場合や30日以内に船体保険価額相当の担保を支払えない場合、差押えは解除されず、調査や訴追の結果を待たずに売却されることになります。
Discover guidelines for the efficient carriage of cargo in Non-Operating Reefers (NOR) to reduce repositioning costs
救命・救難艇 - 船員トレーニング・ガイド
2017/08/18
UKクラブのロス・プリベンション・チームはWitherby出版と共同で"Survival Craft release and retrieval system"というトレーニング・ガイドを発表しました。本ガイドブックは、海運業界で長年問題となっている救命艇関連の事故を防止するため、ケース・スタディや関連法規の解説、最新の安全対策など船員教育に役立つ記事が掲載されています。本誌はクラブ・メンバーに1部配布される予定です。
乗組員の健康:夏期の安全:熱中症の兆候を知る
2017/08/17
最近、UKクラブメンバーの船舶において、乗組員2名の死亡事故が報告されました。当該乗組員は、船内で反応のない状態で発見されましたが、明らかに熱中症の症状が出ていました。悲しいことに、このような事件は夏期には珍しいものではありません。気温が高いときは、安全な作業温度を維持して熱中症の危険性に注意を払うことが重要です。