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2017年ソルベンシー財務状況報告書(グループ・ベース)
Date
4 August 2017 04/08/2017

本ソルベンシー財務状況報告書(SFCR)は、UKクラブ・グループの業務・業績、ガバナンス態勢、リスク・プロファイル、ソルベンシ-評価、そして資本管理について記載しています。

これらの事柄について最終的な管理責任を負うのは、当クラブの理事会であり、業務を監視し管理する様々なガバナンス態勢や管理部門がこれをサポートしています。

UKクラブの連結ソルベンシー資本要件(SCR)は標準フォーミュラで算出しています。当グループでは、グループ子法人であるUKヨーロッパ(UKE)がすでに承認を得ている内部モデルを、グループ全体のSCRの計算に使用すべく承認を得ることを希望しています。

SCR算出の目的において、クラブ全体の適格自己資本(Eligible Own Funds)の合計は、6億3700万ドルとなります。これはUKヨーロッパ(UKE)が算入することのできる監督当局承認済みの付随的資本(AOF: Ancillary Own Funds)を含んでいます。

UKEが算入できる付随的資本(AOF)とは予定外保険料(Supplementary Call)の徴収についてUKEが保有する資本要素を表わしています。

UKEの資本残高は親法人であるUKBの勘定となりますが、上記要素はグループ・ベースの適格自己資本には含まれていません。グループとしてAOFが承認されれば、AOFが全額適用できるため、Tier2適格資本は1億4800万ドル増加することとなります。

当グループの適格自己資本は、ソルベンシー資本要件(SCR、3億7500万ドル)の169.9%であり、グループの最低資本要件(MCR、4,040万ドルの1500.4%に上ります。