- 当クラブの今上半期は200万ドルの黒字となり、強固な資本基盤を維持しています。
- 2018年8月20日現在、自由準備金は5億3,900万ドルで、2018年2月20日時点の自由準備金と概ね一致しています。
- 当クラブはこの強い資本基盤により2018年8月にハイブリッド証券を償還することができました。2007年発行のこの1億ドルの債券は、当クラブに自由準備金を増強し財務力強化の戦略を達成するための資本柔軟性を提供しました。
- 近年、クレームは好調に推移しており、資本の増強と相まって、P&I市場全体で保険料率が低下しています。
- クレーム件数は引き続き減少していますが、今上半期には、全体的なクレーム・コストを増加させるような大型クレームが増加しました。
- 当クラブは歴史的に低い水準の保険料率で、より大型のクレームの増加に直面しています。上半期6ヶ月間のコンバインド・レシオは107%であり、100%と設定している当クラブの目標値を上回っています。
- この傾向が続く場合には、当クラブの保険収支目標を継続的に達成するため、保険料の引上げが必要となることが考えられます。