回覧13/19 - 年次総会報告
2019/11/04
2019年11月4日(月)にシンガポールで開催された年次総会において、決議案がメンバーに提示され、採択されました。
1176 - 11/19 - インド - 船上における使い捨てプラスチック製品の使用禁止
2019/11/04
インド海運総局は、2019年10月16日、法令第5号を発令しました。同法令は、船上における使い捨てプラスチック製品の使用を禁止しています。インド領海内を航行するインド籍船および外国籍船全てに適用されます。
米国ニューヨーク州 - 乗組員上陸許可方針の変更について
2019/10/31
2019年10月2日、ニューヨーク州の米国税関・国境警備局(CBP)は、ニューヨーク・ニューアーク港での上陸許可を、最低5回契約を終えた乗組員のみに制限する新方針を発表しました。この新方針は、同港エリアへの寄港時に失踪する乗組員が増加していることに対応するためのものです。CBPによると「契約」とは各航海や特定の港への寄港を意味するものではなく、乗船契約の満了までを意味するということです。詳しくは、ECM Maritime Services LLC's: Client Alert 19-2019 をご参照ください。
IMO 2020年硫黄燃料油規制 - PSC検査
2019/10/28
IMOの新たな硫黄燃料油規制の要件は2010年1月1日より施行され、すべてのPSCで法令遵守に対する一貫した検査が実施されます。PSC検査はマーポール条約附属書VIに基づくPSCの2019年ガイドラインであるIMO手順に従って実施されます。
制裁措置- OFAC、SDNリスト指定のCOSCO企業に取引縮小期間を設置
2019/10/25
2019年9月にSDNリストに指定されたCOSCOグループ企業の一部に対し、取引終了までの経過期間を設ける一般ライセンスKが適用されたという情報を、Freehill Hogan and Maharより入手しました。
2010年HNS条約は日の目を見るか?発効はいつ頃?
2019/10/24
1996年HNS条約(危険物質及び有害物質の海上輸送に関連する損害についての責任並びに損害賠償及び補償に関する国際条約)は1996年5月に採択されました。本条約はCLC条約を踏襲しつつ、海上輸送中に危険・有害物質が流出したことにより生じた損害を補償する目的で策定されました。その後2010年4月にその改訂を定めた議定書(2010年HNS条約)が採択され、現時点で5か国が批准しています。本記事では2010年HNS条約の概要や発効への見通しについてまとめております。
Syria Conflict: アメリカが対トルコ制裁を解除
2019/10/24
UKクラブは、アメリカの対トルコ制裁の解除についてFreehill Hogan and Mahar弁護士事務所より、最新情報を入手しました。
中国MSA-2020年硫黄燃料油規制実行計画を2019年10月23日に発表
2019/10/23
IMOによる国際的な船舶燃料油の硫黄含有量制限目標を効率的に成し遂げるため、中国海事局(MSA)は2019年10月23日「2020年硫黄燃料油規制国際実行計画(以下、計画)」を発表した。計画は、燃料油の船舶使用と運搬や代替措置に関する要件とともに、燃料油の使用と運搬、不適合燃料油の廃棄及び燃料補給業者の事前登録等の報告を求めており、MSAによる監督・管理等についても記載しています。計画は適合燃料の入手不可時の報告書(FONAR)の様式も提供しています。
Legal Update: Incoterms2020が 2020年1月1日より発効
2019/10/23
国際商業会議所(ICC) が策定したインコタームズは、貿易取引における紛争・訴訟等を防止するため、売買当事者の責任および価格やリスク配分等を定義した国際規則です。ICCは本年9月10日にその改訂版、Incoterms2020を発表し、2020年1月1日より発効することとなりました。
Classic Maritime Inc v Limbungan Makmur SDN BHD & Anor
McKeever対 Northernreef Insurance Co Sa事件
The "Mount Apo" and the "Hanjin Ras Laffan" [2019] SGHC 57
カリフォルニア州:海洋外来種に関する法律の改正
2019/10/18
カリフォルニア州有地管理委員会(California State Lands Commission)は第912法案が10月2日に成立したことを発表しました。これにより2020年1月1日以降、海洋外来生物に関する法律(Marine Invasive Species Act)が改正され、主に下記の点について変更があります。
IMO 2020 硫黄燃料規制 -スクラバー規制国別ガイド
2019/10/18
次の表は、オープンループSOxスクラバー搭載の船舶に対し、入港の禁止や港域内でスクラバーからの排水を禁止している国のリストです。リストの情報はできる限り正確を期していますが、追加情報があれば更新いたします。
メンバーの皆様は船舶の寄港前に、追加の要求事項があるかをご確認ください。また、現行規制の変更の可能性もございますのでご注意ください。
回覧12/19: UKクラブ年次総会
2019/10/17
本回覧は、2019年11月4日午前9時にシンガポールで開催されるUKクラブ年次総会の通知及び投票にかかわる委任状についてお知らせするものです。
ブラジル北東部での広範な油流出と海運への影響
2019/10/17
UKクラブはブラジルのコレスポンデンツより、ブラジル北東部沿岸で広範囲に油が流出している情報と、船舶の航行への影響についての注意喚起を入手しました。
Risk Focus: 安全なLNGバンカリング作業
2019/10/10
2020年に世界的に導入される低硫黄燃料油規制により、舶用機関の技術は、環境コンプライアンスの達成に向けて発展を続けています。LNG船では長年、燃料としてボイルオフガスを安全に使用してきました。今回のRisk Focusでは、LNG船以外の船舶においてLNGを燃料として使用する際の、乗組員や管理会社に必要とされる安全対策や作業手順を紹介しています。
1175 - 10/19 - 鉱物の輸出禁止 ‐ インドネシア
2019/10/10
2019/11/15更新 海洋担当調整省兼投資大臣ルハト・パンジャイタンは鉱物の輸出は、法律に従い2019年12月31日まで許可されると許可されると発表しました。UKクラブは今後も必要に応じ情報を更新する予定です。
IMO 2020年硫黄燃料油規制 - 業界のガイダンスとISO PAS 23263の発行
2019/09/27
2020年1月1日より、一般海域における船舶燃料油の硫黄含有量を0.50%m/m以下とするグローバル規制が実施されます。
バンカーチェーン関係者、すなわち、船舶燃料の生産、流通、貯蔵、取り扱い、使用に関与する関係者は、現行の規制量3.5%m/mから大幅に引き下げられることを受け、新規制への対応についての懸念を表明しており、起こり得る問題に対処するためJIP(Joint Industry Project)が設立されました。
A fully loaded bulk carrier was proceeding at full sea speed on a south westerly course in the Mediterranean Sea in conditions of heavy weather.