キャピタル・リンク・フォーラム:2017年11月アテネで開催
2017/11/03
UKP&Iクラブのロス・プリベンション部門シニア・エクゼクティブのデビット・ニコルは、今週アテネで開催されたCapital Link主催の海運フォーラムにパネリストとして参加し、船員とP&Iクラブから見た「遠隔医療」ついてスピーチしました。
Alert: 中国寄港船舶に対するテロ対策セキュリティ強化措置
2017/11/03
最近、北京で開催された第19回中国共産党大会の期間中、全港湾内のセキュリティが強化されました。党大会は終了していますが、未だ入港時に乗組員が携帯電話や電子機器を検査の理由で没収されるケースが報告されています。このセキュリティ検査はテロが疑われる場合だけでなくランダムに行われており、今後も引き続き実施されることも考えられます。中国に入港予定の船舶は、当局にテロが疑われるような画像や情報を、所有する電子機器から削除するよう乗組員に事前に警告しておくことをお勧めします。
事故の教訓 : 岸壁損傷
2017/11/01
Explore a maritime incident involving a tanker during a river channel transit
糖尿病予防月間
2017/10/31
11月1日より糖尿病予防月間が始まりました。イギリスで、また世界各国で糖尿病撲滅のシンボルカラーである「青色」を身に着けることが推奨されています。糖尿病は船員の雇用前健康診断において、乗船不適格と診断される5大要因の1つです。UKクラブでも、添付のDr. Marcus Brauerによる船員の健康に関する記事など、糖尿病に関するアドバイスをウェブサイトにてお届けしていますので、この機会にぜひご覧ください。
アルゼンチン: アンカー不備に関する規制
2017/10/30
アルゼンチンのコレスポンデンツより、アンカーの一つを喪失した船舶がアルゼンチンの領海内に入る場合に想定される状況、特にパラナ川の積荷港に向かう場合のコースト・ガードへの報告義務や、PSC検査やこれに伴う規制について注意喚起情報が発せられています。
アルゼンチン: ホールド及びタンク検査に係るSENASAの決議
2017/10/30
アルゼンチンでは、国家農畜産品衛生管理機構(SENASA)に要求されるホールドやタンクの検査の際に、ファシリテーション・ペイメントと呼ばれる、行政サービスに係る支払いが求められていることが長年業界の問題となっていました。2017年10月、SENASAは新たに、これら検査を民間企業に委託し、検査システムを透明化する決議を行いました。
回覧08/17 - UKクラブ年次総会報告
2017/10/30
本回覧は、年次総会の決議事項の採択およびメンバー委員会の新しい理事の選出についてお知らせするものです。
回覧09/17 - 勘定未閉鎖の保険年度と2018保険年度のジェネラルインクリース
2017/10/30
クラブ理事会は2017年10月30日の会合で、クラブの財政状況、各保険年度の推移を検討し、2018保険年度の保険料算定基準について決定いたしました。
USCG 船舶油濁対応計画のAPCに係る新ガイドライン
2017/10/27
Stay compliant with the updated USCG Alternative Planning Criteria National Guidelines for Vessel Response Plans
マダガスカル: ペストの発生
2017/10/27
マダガスカルでは、2017年8月より主要都市などでペストが急速に広がっています。10月19日までの感染者合計は1,297人と報告されており、そのうち死者は102名に上っています。現在旅行等の制限はありませんが、マダガスカルに入港する船舶は、注意が必要です。
OCIMF タンカーマネジメントとセルフ・アセスメント3-準備できましたか?
2017/10/26
石油会社国際海事評議会(OCIMF)は2017年4月にTanker Management and Self-Assessment guide(TMSA3)の第3版を発行しました。2018年1月1日以降TMSA2に代わり、タンカー船主は新しい自己評価手順に従う必要があります。TMSA最新版では新しい要素として、海上保安(Elemen 13)を導入しています。その要素は「サイバーセキュリティを含むすべての企業活動をカバーする特定のセキュリティ脅威に対応し、リスクを低減するための方針と手順の確立と維持」を目的としています。そのため、サイバー・リスクにも対応するセキュリティ計画を立て、陸側拠点、船舶そして人員を対象とする必要があります。
事故の教訓: カーゴホールドへの浸水
2017/10/25
荷役作業中、当直航海士は、カーゴホールドに多量の水があることに気づいた。 彼は直ちに船長に報告し、カーゴホールドのビルジシステムによって、予備のタンクに水を移送する処置がなされた。
石油精製時に使用された触媒粒子によるエンジン損傷のリスク軽減
2017/10/24
燃料油に含まれる触媒粒子(アルミナ、シリカ)がエンジン故障の原因となる問題は新しいことではありませんが、近年、この高研磨性粒子によるエンジン損傷の件数が増加しています。UKクラブでは、Brookes Bellと共同でTechnical Adviceを発行しましたのでご参照ください。
Hazria LNGターミナルにおいて、LNG貨物の揚げ数量が積み数量より減少しているのを受けて、スラトの税関長より通知が発行されています。通知によれば、現地代理店はCustoms Act 1962のsection 116 に従い、荷揚げの際に貨物数量不足が発生した場合、その理由を届け出ることが求められます。詳細は添付Bulletin 1144をご覧ください。
2017年10月24日午前6時から24時間、Jackson港とBotany港では、Maritime Union of Australiaによって運行されているパイロットボートのストライキが予定されています。ただし、ストライキから除外される業務も発表されていますので、詳細は添付Bulletin1145をご覧ください。
LOOKOUT-日本メンバー向け刊行物
2017/10/19
UK P&I クラブの日本メンバーの皆様のための出版誌「LOOKOUT」の創刊にあたり一言ご挨拶申し上げます。クラブが取り組んでいる業界のいくつかの主要問題点の特色を皆様にお届けでき、また、日本のメンバーの皆様が日々直面する困難な問題に助言を提供し、革新的なソリューションを見つけるお手伝いが出来るクラブの有能なスタッフをご紹介させて頂けることを慶んでおります。
事故の教訓: パイロットの怪我
2017/10/18
積荷のための入港に備えて、パイロットの指示に従い左舷のパイロットコンビネーションラダーを用意した。船長はパイロットボートが風下に来るように本船を操船したため、パイロットは問題なくボートからラダーに乗り移った。パイロットボートの乗組員は気付かなかったが、ラダーの端の引き綱がパイロットボートの舷側にあるクリートに絡まっており、ボートが離れたとき、ラダーは伸び本船から引っ張られた状態となった。その時、パイロットはラダーを上っている途中であったが、引っ張られたラダーが切れて海に振り落とされた。
事故の教訓: カーゴホールドへの転落
2017/10/11
次航の貨物を積載する準備のため、船員がカーゴホールドの清掃に当った。当時、船舶は航行中で、海上は殆ど揺れのない状態と記録されていた。ホールドの上部を洗浄するため、タンクトップに立てられた足場に高圧洗浄装置を設置した。
回覧07/17 - UKクラブ年次総会
2017/10/11
本回覧は、2017年10月30日9時にシンガポールで開催されるUKクラブ年次総会の通知及び投票にかかる委任状の詳細についてお知らせするものです。
アメリカ:スーダン共和国への経済制裁解除
2017/10/11
米国政府は2017年10月12日付で、大統領令13067/13412に基づくスーダンへの経済制裁を解除すると発表しました。それにより、米国人によるスーダン製品・サービスの輸入禁止等の措置が解除されます。但し、一部制裁は今後も継続されることにご注意下さい。詳細は添付Bulletinをご覧ください。