Explore the intricacies of collision cases and liability apportionment in maritime law with insights from the High Court's decision in Nautical Challenge Ltd v Evergreen Marine (UK) Ltd [2017] EWHC 453 (Admlty)
QLU Summer 2017 Sept-5: 英国高等法院は船主のP&Iクラブ発行のLOUは双方の合意ではないため、その標準「排他的管轄約款」は荷主を拘束しないと判示しました。
2017/09/18
The High Court in this case concluded that the LOU issued by Owners' P&I Club is to be construed not as a bilateral agreement but as a unilateral submission
Delve into the Supreme Court's affirmation of the OCEAN VICTORY ruling, clarifying the law on unsafe ports and limiting charterer liability for breaching safe port warranties
Recent arbitration case stresses crucial need for precise party identification in charterparties, underlining importance of understanding signing parties' authority.
Landmark decision emphasizes carriers' obligation to uphold fundamental cargo delivery obligations when adopting new technology
2017年9月1日以降、江蘇省・浙江省では主要港だけでなくすべての港において(着桟後・離桟前の1時間を除き)着桟中は硫黄含有量0.5%m/m以下の燃料を使用することが求められています。
トランスペトロ・セミナー
2017/09/18
2017年8月31日にトランスペトロ・アカデミーにて、油濁事故対応に関する国際セミナーが、UKクラブ、ペトロブラス/トランスペトロ及びITOPFの協賛により共同開催されました。
カナダの裁判所は、船荷証券に甲板積みが記載されず、実際に甲板積みされたコンテナが波に流されて海中に落ちたケースにおいて、ヘーグ・ヴィスビー・ルールが適用され、そのパッケージ・リミテーションの規定が適用される、と判示しました。
英国高等法院は、コンテナ運送において貨物に損害が生じたケースにおいて、船荷証券が発行されることが合意されていながら、実際には、waybillが発行された場合であっても、ヘーグ・ヴィスビー・ルール上のパッケージ・リミテーションの規定が適用されること、また、その場合、コンテナ内の貨物の数を基準とすべきことを判示しました。
カタール情勢: 関与の際はご注意を - 問題ないとは言い切れません
2017/09/14
2017年6月に中東主要国がカタールと国交断絶したことにより、ここ数週間、カタールへの制約(注:制裁という言葉は使いません)に係る様々な問題が生じています。これはカタールに対する制約がそのとおりに適用されるとは限らないからです。最近の事例ではUAEとカタールで貨物を積んで他所へ向かう予定の非カタール籍船舶について、制約の対象とならないはずなのに運航に支障をきたした事例が報告されています。
ゲームアプリ「リスク・アホィ!」発表
2017/09/13
ロンドン国際海運週間が開催中の2017年9月12日、当クラブのロス・プリベンションチームは斬新なリスク教育ゲームアプリ「リスク・アホィ!」を発表しました。発表会場では100名以上の海運業界関係者が参加されました。
2017年海上安全アワード
2017/09/13
9月12日にロンドンのシェラトン・グランド・ホテルで開催されたSafety at Seaマガジン社主催の「海上安全アワード」において「海上の安全」に貢献した業界の方々に対し"Ship Operator of the Year"や"Best Safety Product of the Year" "Master of the Year"などの賞の授与式が行われ、UKクラブ及びTTクラブは協賛法人として参加しました。
タガログ語版の「船員のメンタル・ヘルス」パンフレットを作成
2017/09/13
UKクラブは2017年にThe Human Rights at Sea団体の刊行物 "Remaining Resilient after Traumatic Events"に協賛しましたが、この度タガログ語版が完成しましたのでご案内します。
P&I保険のリーディング・プロバイダーであるUKP&Iクラブは、2017年9月11日から15日に開催されるロンドン国際海運週間に合わせ、リスク教育ゲームアプリ「リスク・アホィ!」を発表しました。このアプリは、楽しくインタラクティブなゲーム方式で、船上で日常遭遇する危険をハイライトすることで、海上でのリスクを再認識できるよう開発しました。
水生生物の越境移動防止を目的としたバラスト水管理条約が発効
2017/09/11
Ballast Water Management Convention to halt invasive aquatic species enters into force.
ハリケーン「ハービー」などの不可抗力についてのガイダンス
2017/09/07
2017年8月25日にアメリカのテキサスを襲ったハリケーン「ハービー」が、破壊的な被害をもたらしたのはご存じのとおりです。「ハービー」のような自然災害等をもたらす不可抗力により、傭船契約や数量運送契約などの運送契約の履行に影響が生じる可能性があります。今回ご紹介するクラブ・コレスポンデンツ作成のガイダンスでは、運送契約に「不可抗力条項」がある場合とない場合に考慮すべき点を解説しています。
ロンドン国際海運週間が、いよいよ始まります
2017/09/07
ロンドン国際海運週間がいよいよ近づき、業界の熱気も高まってきました。2017年度の開催期間は9月11日から15日となり、業界内の様々な企業によりセミナーやイベントが催されます。本年度は「テクノロジー/サイバー」が全体の主なテーマとなっており、UKクラブも12日火曜日には約2時間のイベント「Risk Ahoy!」にて、ゲームを使った斬新なリスク教育方法についてご紹介する予定です。
米国の対ベネズエラ経済制裁 - 海運業界に大きな影響なし
2017/09/06
2017年7月と8月、アメリカはベネズエラに対する経済制裁の強化に関する大統領令を発し、PDVSA財務役員やベネズエラ大統領までが制裁対象特定個人(SDN)のリストに加わりました。PDVSAとの契約の際には契約署名者にSDNが含まれていないことを確認する必要があります。また8月の大統領令ではベネズエラやPDVSA社も経済制裁の対象となりましたが、主に米国での資産や投資アクセスの禁止が主眼であるため、海運業界には大きな影響はないものと思われます。
Bulletin 1142 - 09/17 - 薬物の密輸に係る法改正(トルコ)
2017/09/04
最近トルコにおいて薬物の密輸に関する国内法が改正され、罰則が大幅に強化されました。薬物製造や取引に使用された船舶はすべて差押えられ、悪質な船舶だけでなくトルコ籍船でない場合や30日以内に船体保険価額相当の担保を支払えない場合、差押えは解除されず、調査や訴追の結果を待たずに売却されることになります。
中国 浙江省ECA: 低硫黄燃料の港内使用の要件を実施
2017/09/01
中国のECA域内の主要港では2017年1月1日以降、低硫黄燃料規制が強化されておりますが、浙江省では2017年9月1日以降すべての港において(着桟後・離桟前の1時間を除き)着桟中は硫黄含有量0.5%m/m以下の燃料を使用することが求められています。 主要港は宁波(Ningbo), 舟山(Zhoushan),嘉興 (Jiaxing), 泰州(Taizhou)等が揚げられます。