回覧20/16 - 2017保険年度
2016/12/13
2017保険年度は、各クラブが保有するクレームの限度額(Club Retention)は1,000万米ドルに据え置かれ、国際グループのプール限度額(Pool Retention)も8,000万ドルに据え置かれました。国際グループのキャプティブ「ハイドラ」による再保険は継続され、各クラブの再保険料拠出により基金が賄われています。この再保険料は国際グループの再保険料率に含まれています。
Focus on Philippines:国家和解調停委員会 (NCMB)
2016/12/12
全世界で約120万人といわれる船員のうち、フィリピン人はその3分の1を占めており、フィリピン経済に年間およそ60億ドルを貢献していると言われています。そのため同国の雇用関連法の改変は船主にとって重要な意味を持ちます。今回はフィリピン国家和解調停委員会(NCMB)に関連する諸問題を考察します。
Risk Focus: Engine Room Fires
2016/12/05
The UK Club has teamed up with experts in forensic investigation, Burgoynes, to produce the latest Risk Focus on Engine Room Fires. Engine room fires are one of the most common fires on ships owing to the presence of a wide range of sources of fuel, sources of ignition and running machinery. An extended period of time on board a ship without a fire incident can lead to complacency and a failure to prioritise fire prevention measures and simulated fire incident practices.
1121 - 11/16 - 窃盗事件の増加(中国、天津)
2016/11/28
最近、天津港の錨地に停泊中の船舶で、窃盗被害が多発しております。 多くは漁船を装い夜間に本船に忍び込んで船舶の備品を盗むもので、武器は所持していない模様です。 現地コレスポンデンツより警告や予防策に加え、窃盗団が乗船した場合の対応策や連絡先についてサーキュラーが発行されております。
MLC証書の申請手続き
2016/11/23
The application process for MLC Certificates for UK Club Members is outlined here
2016年秋期理事会報告
2016/11/21
The Club's performance over the first six months of the year has been extremely strong. After six months of the year, total notified claims on the prudently reserved 2016 policy year are encouraging with few large claims within the Club or Pool retentions. Claims on prior policy years have also developed favourably. Full details of the Club's half year financials are available in the attached '2016 Autumn Review'. Description
回覧18/16 - UKクラブ年次総会報告
2016/11/21
年次総会の決議事項は採択されました。メンバー委員会に新しい理事が選出されました。UKクラブのガバナンス組織体制の変更案はメンバーに承認されました。
シグナム・サービス
2016/11/16
シグナム・サービスは、トーマス・ミラー社の犯罪捜査部門として、UKP&Iクラブの業務を行っており、メンバーそれぞれの特有なニーズに合わせた個別サービスを提供しています。その主な業務は、犯罪が絡んだ海事クレームなどの捜査を迅速に、内密に、かつ専門的に遂行することです。
ロス・プリベンション・ガイド
2016/11/08
We are committed to safety. Our high-level loss prevention programme is the most extensive in the industry. Our full-time, worldwide loss prevention team provides our Members with proactive and inclusive loss prevention support. The team provides technical and operational advice to Members as well as participating in crew seminars and training days.
回覧17/16 - UKクラブ年次総会
2016/11/07
本回覧は、2016年11月19日の9時よりチューリッヒで開催される当クラブの年次総会及び委任状による投票手続きについてお知らせするものです。
1120 - 11/16 - 密航者事件の増加(南アフリカ)
2016/11/02
南アフリカでは未遂を含む密航者の乗船事件がこの2ヶ月間で急増しているため、同国当局は取締りを強化しています。 現地コレスポンデンツによると、当局の現行ルールでは本船上の不審者は、ダーバンで乗船した証拠を提示しない限り、密航者の費用はすべて本船の責任となるとしており、クリスマスシーズンを迎えるにあたり、更に密航者事件が増加することが懸念されているとのことです。同コレスポンデンツのLoss Preventionレポートには密航者の現状と対策がまとめてあります。
Risk Focus: Paint
2016/10/27
The UK Club has teamed up with coating consultants Safinah to produce the latest Risk Focus publication on paint.
1115 - 10/16 - 主機掃気室内での深刻な負傷事故
2016/10/20
最近、主機掃気室内において定期点検や掃除のため主機シリンダライナー内部を写真撮影する際に、右腕に重症を負った深刻な負傷事故が2件報告されました。既にご存知の通り作業前には適切なリスクアセスメントを行い明確なコミュニケーション手段の確立が必要です。主機掃気室内は閉鎖区画の一つですので、事前に適切な立ち入り手順を踏むことを周知徹底し、シリンダライナー内の写真撮影には「自撮り棒」の活用をお勧めします。
回覧16/16 - 改正海上労働条約の金銭的保証の要件について
2016/10/07
本クラブ回覧は、2017年1月に発効する改正海上労働条約のもとで船主が満たすべき金銭的保証の要件に対する当クラブの対応について、詳細をお知らせするものです。本回覧には「よくある質問(FAQs)」を添付しています。本クラブ回覧は、クラブ回覧13/16、10/13及び08/13を参照しています。
現在、フィリピンのSurigaoでは、降雨により運送許容水分値を超えたニッケル鉱を船積みするケースが、同地域で荷役中の複数の加入船で報告されています。 フィリピンでのニッケル鉱の積載を予定しているメンバーは、クラブへの事前届け出を必要とすることを留意して頂くとともに、積付け時の貨物の状態に特に注意していただく必要があります。
1112- 09/16 - ネットを利用した振り込め詐欺
2016/09/28
2014年12月付LPB1014にてお伝えしましたが、電子メールを利用して取引先を装い送金先口座の変更依頼あるいは口座情報を巧みに改ざんした請求書を送付し、犯罪者が予め用意した別の口座へ振込みをさせる送金詐欺について、Signum Services Ltdは依然として被害が続いていると報告しています。取引先から電子メールで送金先口座の変更依頼を受けた際には電話やFAXなどの電子メール以外の手段で直接事実確認を行っていただくことが勧められています。
1110 - 09/16 -船舶燃料油中の硫黄含有量検証の実施(カナダ)
2016/09/16
カナダ運輸省は2016年8月22日より本船で使用する船舶燃料油に含まれる硫黄分の実地検証を開始し、北米排出規制海域(NA-ECA)で2015年1月1日より適用された規制値(0.1質量%以下)の遵守状況の確認をカナダの管轄海域で強化しています。 検査官はポータブル式燃料油分析計を使用して、燃料油系統から採取した燃料油サンプルの硫黄含有量を計測し、検査結果に基いた措置を行うとしています。
PEME Advise:脱水症状
2016/09/15
過去12か月間でメンバー様の船舶にて発生した傷病ケースでは、乗組員の基礎的な健康状態に脱水を患っていた可能性を示唆するものがありました。また、その乗組員の多くは、腎臓結石の疑いがありました。
1109 - 09/16 - 入国管理局による罰金(アルゼンチン)
2016/09/09
アルゼンチンの港に寄港の際、乗組員の妻などの定員外乗船者がビザを所持していないため罰金が課せられるケースが発生しているとの報告を受けています。最近では入国管理局は、ビザなしの定員外乗船者を密航者として扱い、領海内に停泊中の本船に数名の警備員を乗船させています。その際の費用は船主負担となるため高額な損害に発展する恐れがあります。アルゼンチンの港に寄港する可能性がある場合は、全ての定員外乗船者のビザの取得を徹底していただくことが必要です。
Soundings UK Defence Club- September 2016
2016/09/04